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Webマーケティングレポート


マッシュアップの可能性を探る ~ MTTrackForwardをYouTube仕様にカスタマイズ はてなブックマーク ライブドアクリップ


[2006月09年21日]

(熊谷 伸志 / イー・エージェンシー

Dragon.jpサイトは、Movable Typeでコンテンツ更新をしています。もちろんデフォルト状態ではなく、様々なプラグインで機能拡張しています。そのプラグインのひとつが、MTTrackForwardです。


MTTrackForwardとは

MTTrackForwardは宮永 邦彦氏(アイデアマンズ)が制作したMovable Type用のプラグインです。機能としては、個別エントリーのキーワードからlivedoorのブログ検索し、関連するエントリーを引用します。たとえば、個別エントリーのキーワード欄に、「seo」と入れておくと、「seo」でlivedoorブログ検索した結果を自分のブログ上に表示させることができます。

・MTTrackForward
http://www.ideamans.com/tool/mttrackforward.php (アイデアマンズ)


はてなブックマーク + MTTrackForward

Dragon.jpで使われているMTTrackForwardは、若干カスタマイズされて使われています。そのひとつが「本棚・情報棚」です。

・本棚・情報棚
http://dragon.jp/books/ (Dragon.jp)

Dragon.jpの「本棚・情報棚」は、はてなブックマーク(以下、はてブ)に登録しているサイト情報をDragon.jpに表示させています。Dragon.jpスタッフが最近参考にしたサイトや本のURLを、はてブにどんどん登録していくと、その登録したサイト名がDragon.jpの「本棚・情報棚」に表示されるという仕組みです。

・Webエンジニア 本棚・情報棚
http://dragon.jp/books/shinji_kuma.html (Dragon.jp)

・Kumaのブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/shinji_kuma/ (はてなブックマーク)

上記ふたつのページを見ていただくと、はてブとその情報を引っ張って表示させるDragon.jpの本棚・情報棚の内容がちゃんと同期していることがお分かりいただけるかと思います。単に個人個人のはてブを引っ張って個々のページに表示させているだけではなく、「本棚・情報棚」のトップページでは、複数人のはてブをミックスして新着順に一覧表示させています。


>h3>YouTube + MTTrackForward

MTTrackForwardをカスタマイズさせることで、最近なにかと話題になっている、動画共有サイト「YouTube」の情報も引っ張ってくることができます。まずは実験的なブログを立ち上げましたのでご覧下さい。

http://blog.kuma.tv/youtube_test.html

上記のブログページはYouTubeで「ロナウジーニョ」と検索してヒットした映像を一覧表示させています。他に考えられる使い方では、複数人の氏名を登録しておくことで個々人がYouTubeにアップした動画をひとつのブログ上で鑑賞することもできますね。


マッシュアップの可能性

・ビデオキ
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20060920/1158735063

奇しくも、はてなでも動画紹介支援ツール「ビデオキ」が公開されました。これはYouTubeとGoogle Videoの動画を検索し、日記、およびキーワードページに簡単に貼り付けることができるツールです。MTTrackForwardのはてな版と言ったら言いすぎでしょうか。

・Blogmusik
http://www.blogmusik.net/

「blogmusik」も仕組みとしてはMTTrackForwardと似ています。こちらは検索フォームにミュージシャンや曲名を入力すると、そのミュージシャン名や曲名でヒットしたmp3ファイルをストリーミング再生するサービスです。日本のミュージシャンはあまりヒットしませんが、洋楽ならばかなり確率で聞きたい曲を聴くことができます。

最近話題になっているマッシュアップとは、(大雑把に言えば)複数のAPIを組み合わせてひとつのWebサービスを提供することです。はてブ情報を自サイトに表示させたりYouTubeの動画を引っ張ってきたりなどもマッシュアップの一環と言えるのではないかと思います。


Webにはテキスト、音楽、情報データは無限にあり、これを自由に組み合わせて自分のブログで表現できつつあるので、今後は何と何を組み合わせるのか、どういった切り口で見せていくかが重要視されてくるのではないでしょうか。

もっとも著作権などの権利面でクリアになっているとはいえないですが、いずれにしてもハードとソフトがあれば先行するのはいつの時代でもハードです。問題が顕在化した後でないことには法整備などのソフト面の対応は取れませんので、これはおいおいクリアになっていくものと思われます。その際には可能性の芽を摘むような解
決ではなくコンテンツホルダーと共存共栄できるような解決策を模索していきたいものです。


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