広告原稿のアクションの最大化は媒体の視点で − アクションクリック松本のネット販促ワザ7つの法則(5)
[2003月10年10日]
(松本拓也:アクションクリック株式会社)
こんにちは。アクションクリックの松本です。成果報酬型広告の累計受注キャンペーン数3,509本を運営する中から見出した、PCインターネットおよびモバイルの販売促進に関わる7つの法則について、6回にわたって連載させていただきます。
では、まず、前回の復習です。
■【法則4】クリック単価に換算してみる。
成果報酬型広告キャンペーン結果をクリック単価換算いただき、クリック単価換算10円未満の場合は、安く買えたと考えず、自社の販促キャンペーンのシナリオ設計に問題があるのでは?と考えましょう。
広告主様は媒体を安く買いたいと思われるので、抵抗のある考えかと思いますが、成果報酬型広告には出稿しているが、広告掲載が伸びない、成果が出ないとお悩みの広告主様にはご理解いただけることかと思います。
少し補足説明させていただきました。
続いて、「法則5」です。
■【法則5】広告原稿のアクションの最大化は媒体の視点で。
ユーザーが広告に接触し、アクションを起こすまでの一連の流れを考えると、媒体に掲載されている広告原稿がユーザーには起点となります。
ユーザーをスムーズに以下の流れでアクションに導いていくために、
●媒体上の広告原稿
↓
●キャンペーンサイトトップ
↓
〜
〜
↓
●入力フォーム
↓
●入力完了ページ
このユーザーの流れをシナリオ設計に基づいて、広告原稿をどう作るか?が重要です。あくまでも単に広告をクリックさせるだけでなく、最終アクションまで結びつく原稿を作る必要があります。
| 広告原稿A | 広告原稿B | |
|---|---|---|
| a 広告配信数 | 100,000 | 100,000 |
| b クリック数 | 1,000 | 2,000 |
| c アクション数 | 100 | 50 |
| クリック率(c/a) | 1% | 2% |
| アクションを起こした割合(c/a) | 0.1% | 0.05% |
広告原稿Aは、クリック率においては、広告原稿Bを下回りますが、広告から実際にアクションを起こした割合では、Bを上回ります。最終的なアクションに貢献したのは、広告原稿Aということになります。
アクションが最大化する広告原稿の評価指標 =アクション数/広告配信数
こうした指標で、広告原稿を分析し、アクションの拡大を狙っていくことは重要ですが、広告原稿の最適化は、仮説の異なる数種類の広告原稿と出稿条件(同時期に同一媒体の同一ターゲット)を比較のために揃える必要があり、コスト的にも実践できる企業は限られてきます。
広告原稿の制作については、成果報酬型広告運用で効果が高い広告原稿の最適化は、媒体の視点を加えることです。いずれにしても広告が掲載されるのは媒体ですから、媒体種類毎(余裕があれば一部媒体毎)に広告原稿を変更するのが広告と媒体(ひいてはユーザー)をマッチングさせる即効性のある方法です。
■懸賞媒体向けプレゼント訴求
■女性媒体向け女性訴求
■ビジネス媒体向けビジネス訴求
などを以上のような媒体の視点で少し作り直してみてはいかがでしょうか?
非常に基本的な話なのですが、意外と抜け落ちている要素です。
また、主要なオプトインメール媒体向けには、「○○○(媒体)会員の皆様へ」という文面を入れたり、広告効果の高い広告を連続して、2回、3回配信する場合の表現など媒体の視点が、広告原稿でのアクションの最大化に大きく寄与しています。
■【法則5】広告原稿のアクションの最大化は媒体の視点で。
アクションが最大化する広告原稿の評価指標=アクション数/広告配信数と即効性のある広告原稿のアクションの最大化方法は媒体の視点をご提案しました。

