Webマーケティングコラム Dragon.jp


Webマーケティング情報Webマーケティング情報
[PR]
マンション購入お悩み解決サイト<マンションってどうよ?>
ミニブログ今話題の「もごもご」

Webマーケティングレポート


客が定着しにくい時代~デスクトップや待ち受け画面でマインドシェア獲得 アイデアマンズアイデア はてなブックマーク ライブドアクリップ


[2006月08年10日]

(宮永 邦彦 / アイデアマンズ

ここ数年、PCのデスクトップが情報配信のターゲットとして注目されています。バナー広告はかつての効果を失い、メール配信はスパムに埋もれ、利用者のマインドシェアを獲得するためにデスクトップに着目するのは、いま合理的な戦略のひとつです。

では、携帯電話の世界でユーザーにいちばん身近な「デスクトップ」といったら何処のことでしょうか?

それはもちろん待ち受け画面です。携帯電話を開いたら即座に目に入る待ち受け画面。待ち受け画像は着メロと並び、依然として人気コンテンツのひとつですが、動的な情報配信先として利用されたケースはほとんど例を見ません。iチャネルが登場してやっと道が開けましたが、まだまだ未開拓の領域です。

この領域を開拓する実験的な試みとして、アイデアマンズ株式会社は待ち受けアプリとして常駐可能なECショップ「ひまっち」(α版)をリリースしました。

・ひまっち
 http://himatch.jp/

・iアプリとして待ち受け画面に常駐可能な新感覚ECショップ「ひまっち」(α版)を先行公開
 http://www.ideamans.com/pressrelease/iec.php

今回はデスクトップや待ち受け画面への情報配信サービスを見ながら、技術力が拓く新しい広告領域を考えてみましょう。


デスクトップへの情報配信ソリューション

WindowsやMacOSの標準的なデスクトップに対して、機能的な価値が追加されるソリューションを、直接的な情報配信を目的としたものに限らず、その可能性が高いものも含めて広く取り上げてみます。中には実際に試したり、現に愛用しているツールがあるかもしれません。

○サイドバー型

デスクトップの右側を一定の幅で占拠し、時計やニュースといった情報を表示するタイプです。領域が広く、リッチなコンテンツを常時表示できるのが特徴です。

・side-bar.jp (サムライワークス)
 http://side-bar.jp/home/index.html

・Googleデスクトップ (Google)
 http://desktop.google.com/ja/index.html

・Windows Vistaから採用されるサイドバー (マイクロソフト)
 http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/features/foreveryone/sidebar.mspx


○アクセサリ・ツール型

デスクトップに小さなウィンドウを常時あるいは何らかの操作により画面上に表示します。それ自体が実用性をもったツールでもあり、プロダクト・プレースメント的な展開も考えられます。

・日産デスクトップツール3 (日産自動車)
 http://desktop.nissan.co.jp/DT3/

・デスクトップ・アサヒ・コム (朝日新聞社)
 http://www.asahi.com/dta/index.html

・ペタろう (エルゴ・ブレインズ)
 http://www.peta.gr.jp/


○ガジェット・ウィジェット型

アクセサリ型をさらに汎用化させて、ユーザーがアクセサリを自作できるようにしたタイプです。海外で事例が先行しているジャンルであり、近い将来に日本への本格上陸が予想されます。

・Yahoo! Gedget (米Yahoo!)
 http://widgets.yahoo.com/

・Opera Widgets (Opera Software ASA)
 http://widgets.opera.com/

・Mac OS X - Dashboard (アップルコンピュータ)
 http://www.apple.com/jp/macosx/features/dashboard/


○スクリーンセーバー型

スクリーンセーバーとして全画面を使ったリッチな情報配信が可能です。

・フロントカバー (スーパーインデックス)
 http://www.superindex.co.jp/products/fc_index.html


他にも海外も含めると、実に数多くのデスクトップ情報配信ソリューションが存在します。


利用者が定着しにくい時代

そもそもデスクトップへの情報配信が注目される理由を整理してみます。

社会的な背景として、今後もインターネットにおける広告のプレーヤーは増加の一途を辿ります。そしてネットユーザーのリテラシーが向上し、多くのユーザーが大量の情報を取捨選択できるようになります。

それに伴い、「昨日興味をもった情報を今日は忘れる」という、提供者にとっての機会損失が日常化していくでしょう。これでは多くの費用を投じた集客活動が水泡に帰してしまいますので、認知を広める活動以上に、定着率が重要な指標になっていくことが予想されます。

Webサイトの場合、「お気に入り」に登録してもらうことが代表的な期待アクションでした。ところが、ユーザーのリテラシーが向上し、多くの情報を探し出せるようになるほど、「お気に入り」の有効活用が難しくなり、登録したURLのほとんどがすぐに風化したり、「お気に入りに登録する」という行為自体が形骸化していく可能性があります。現状では、代表的なキーワードを記憶させて、検索エンジンから再検索させる方が実際的かもしれません。

古くから用いられて、いまでも有効な手法がメルマガ会員への登録を促し、有益な情報が存在することリマインドさせる方法です。メールのチェックは多くのネット利用者にとって習慣的な行動であり、リピートを強く期待できます。

さらに強力なリマインドになりうるのが、デスクトップへの情報配信です。PCを起動する、利用するという行為そのものがリピートにつながる可能性を持ちます。RSSを有効に利用すれば、メール配信と違い、コンテンツ管理が一本化できます。導入のハードルは高いですが、一度インストールしてしまえば、よほど不利益を感じない限りはアンインストールを面倒を感じる傾向があります。

かつては広告メディアとしての展開が一般的でした。アプリケーションが無料になる代わりに、広告が表示されるというモデルなんかもありました。しかし継続的な成果を残した事例を見ません。それよりは独占的なリマインダーとして活用する道を探るのがトレンドのようです。


携帯電話の特等席をねらう

この発想を携帯電話に置き換えてみると、やはり待ち受け画面がデスクトップに相当します。

ケータイ通販がいま大きく伸びており、携帯電話のインターネット利用動向がPCに近づいています。このメルマガの読者のように、普段からPCを駆使してインターネットを利用するユーザーには想像がしにくいのですが、ブロードバンド人口とほぼ同数、携帯電話を中心にインターネットを利用するユーザーがいます。

成長性もポテンシャルも依然注目の携帯電話市場ですが、それでも通信スピードや端末の表示能力を考えると、単位時間あたりに接触できる情報の量には限度があり、マインドシェアをキープするのはPC以上に難しいと予測できます。

PCインターネットとデスクトップに起きている変化を見ていると、待ち受け画面への進撃には、他社に先んじるチャンスがあると思えてなりません。そのひとつの試みが冒頭でご紹介した「ひまっち」です。

待ち受け画面という携帯電話の特等席を確保することができたら、読者の皆さんはどのようなシナリオを描くでしょうか?


最後に: 「ひまっち」を1週間で作る方法

ちなみにこの「ひまっち」はアイデアマンズが実施した開発合宿で構築しました。

期間はわずか1週間。

もちろんiアプリの開発を0から行ったわけではありません。デザインのカスタマイズが可能で、特定のRSSフィードを受信することができるiアプリを、開発者の手を借りずに配布することができるというASPサービスをベースにしています。

このASPサービスを使えば、

・新作映画のプロモーションアプリ
・人気ドラマのファンアプリ
・人気セレクトショップのカタログアプリ
・不動産情報のアラートアプリ
・人気ブログの出張版アプリ
・交通機関の最新情報アプリ
・学校の掲示板アプリ

といったアプリを「ひまっち」同様、短期間のうちに立ち上げてリリースすることができます。このASPサービスはアイデアマンズ株式会社で現在開発中で、9月1日の正式リリースを予定しています。詳しくは次回のこのシリーズでお知らせしたいと思います。

┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
 ■アイデアマンズ株式会社 宮永 邦彦

7月23日から29日にかけてメンバーの地元である北海道で開発合宿を実施しました。
その様子をブログでレポートしています→ http://blog.ideamans.com/
疲れたら都内ではあり得ない広い空と遠い見晴らしの中を散歩して、気分転換を
しました。かつては都会の中を無呼吸で働き続けることに何の抵抗もありません
でしたが、30歳が近づきそれに少し限界を感じ始めた自分がいました。
http://www.ideamans.com/
└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://dragon.jp/mt/mt-tb.cgi/196


コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。)


Webトレンドがよくわかる一冊

Webマスター向けのWeb情報メールマガジン

Webマーケティングコラム検索

Webマーケティングコラムカテゴリー

WebマーケティングコラムRSS(XML)

トレンド用語の人気記事ランキング