FileZilla FTPを使って、ファイルサーバを作ろう - 10分でできるローカルサーバー環境(2)
[2005月06年02日]
(森藤 将武 / イー・エージェンシー)
前回はPukiwikiを設置し、自分用/社内用のWikiを設置、公開するところまでやりましたが、今回はXAMMPに収録されているソフトウェア「FileZilla FTP」を活用します。
XAMMPに含まれる「FileZilla FTP」を活用する場としては
・メール添付ではファイルが大きすぎる
・ファイルサーバが無い、その他リムーバブルメディアの空きが無い
・専任のファイルサーバ管理者がいない
・XAMMPと連携してテストサーバとして使いたい
といったような場合が考えられます。
それでは早速設定をしてみましょう。
■設定について
XAMMPがC:\apachefriendsにインストールされていることを前提とします。
1.C:\apachefriends\xampp\filezilla_setup.batを実行してセットアップを開始します。
2.セットアップが終わったら、C:\apachefriends\xampp\FileZillaFTPにあるFileZilla Server.xmlをテキストエディタで編集します。
※今回はanonymousユーザーでの利用を説明します。普段はセキュリティ上の問題から、グローバルIPアドレスが割り振られる端末ではFileZillaは起動しないようにしてください。anonymous以外での接続はXAMMPを起動し、http://localhost/xampp/filezilla.php を参照してください。
42行目に、
3.起動!
C:\apachefriends\xampp\FileZillaFTPにある、「FileZilla Server Interface.exe」を起動してください。ウインドウが開きます。
4.接続テスト
別の端末から接続テストをしましょう。FFFTPなどから、XAMMPをインストールしている端末に対して接続設定をします。予めXAMMPをインストールした端末のローカルIPアドレスをコマンドプロンプトから確認しておきましょう。(ipconfigと叩くと、自身のIPアドレスを調べることができます。
FFFTPの設定例)
・ホスト設定 FileZilla
・ホスト名(アドレス) 192.168.0.xx
・ユーザ名 anonymous
・パスワード (空)
これで接続可能です。これで接続ができない場合は、IPアドレスを再確認してください。尚、ネットワークによっては相互でFTP通信が許可されていない場合がありますので、その場合はネットワーク管理者に確認をしてください。ファイルがアップロードできない、という場合は「FileZilla Server.xml」の設定を再度確認してください。
■活用について
ファイルのやり取りにMSN MessengerやWindowsのファイル共有を使うという手もありますが、1台空いている端末があれば、ファイルサーバ・Webサーバの代わりに使えて便利です。
FTPでの接続のため、通常のFTPソフトの使い方がわかれば特に使い方を教えたりする必要もありません。
さらにLAN内での使用に限れば、外部のサーバにアップロードするわけではないので中のデータは比較的安全です。
また、ローカルネットワークさえ生きていれば、回線が落ちている場合でも動作させることが可能なので、通常のWebサイト製作時にもテストサーバとして活用できるかもしれません。
■注意書き!!
尚、今回もセキュリティの観点上はあまり推奨できるものではありませんので、使用しない場合は極力FileZillaをストップさせておくことを推奨します。

