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Webマーケティングレポート


ネット対応キャンペーンが熱い! − プロモーションズ佐藤のキャンペーン企画の鬼(2) はてなブックマーク ライブドアクリップ


[2003月06年26日]

(取材協力/佐藤 文彦:株式会社プロモーションズ)

●ますます加熱するネット対応キャンペーン

▼まず、今さかんに実施されている「ネット対応キャンペーン」とはどのようなものなのでしょうか?
「ネット対応キャンペーン」とは、ひとことで言えば商品・サービスの購入・利用に連動したオンラインのクローズドキャンペーンのことです。たとえば、TVのCMでもおなじみなのが、缶コーヒーやお茶などの飲料ですね。缶やペットボトルにシールが貼ってあって、まずはそこに書かれたキャンペーンサイトに携帯やPCでアクセス。すると、その場で当たり・はずれがわかり、当たりが出たらシール記載の応募用シリアル番号で認証・応募できるというものです。

これはウチが消費財のキャンペーンについて調べたものですが、2002年は飲料・菓子などを中心に40件以上が実施。さらに2003年は、1〜6月だけで昨年の実施数を越える見込みです。

▼なぜネット対応キャンペーンが人気なのでしょうか?

ユーザーにとっても企業にとってもメリットが大きいからです。ユーザー側にとっては、従来のような応募はがきを利用したキャンペーンに比べると、まず応募が手軽です。専用の応募はがきや官製はがき、切手などを用意する必要がありませんからね。

ということは、企業側にとっては従来に比べて応募数が格段にアップする効果が期待できるわけです。また、ユーザーが応募すると同時に申込データがデジタル化されますから、データの管理・分析・再利用という点でも明らかにコストが低くなりますよね。

▼ところで、佐藤さんは、商品に貼られたキャンペーンのシールの印字を見ただけで、どこの会社の仕事かわかるそうですが?(笑)

はい(笑)。この業界のプレイヤーの仕事は把握してますからね(笑)。
というのも、実はウチもいよいよ参入することになりましたので。飲料用ペットボトルなどのシュリンクラベル市場で5割強のシェアを持つ株式会社フジシールと共同事業を立ち上げたばかりなんです。

フジシールは2002年に実施された消費財のキャンペーンのうち、件数で3割のシステム運用を手掛けている企業です。そこにウチのプロモーションサイトのデータベースや抽選システムの運用ノウハウを加えて、PC・携帯に対応したシステムをASPとして開発・販売することになりました。

●ネット対応キャンペーン業界地図

▼なるほど。とすると、ネット対応キャンペーン業界はどういう構図になっているんですか?

そうですね。まず、こうしたキャンペーンをやり始めたのは、やはり予算の大きな大企業ということになりますね。商品出荷数・キャンペーン応募数などロットも大きく、システムもゼロから独自に構築しますから。このあたりのクラスはロットの多い・少ないで大手広告代理店系の数社が棲み分けています。

ウチが顧客として考えているのはそれよりもロットが少ないキャンペーンです。今までやってみたいと思ってはみるものの、予算の都合や「どうせ高いだろう」という思い込みで二の足を踏んでいた企業さまですね。あるいは、企業規模に関わらず中規模のキャンペーンや、地方の優良ブランドが実施するキャンペーンなども対象です。

業界の構図ということであれば、大雑把ではありますが、次のような図をイメージしていただくとわかりやすいのではないでしょうか。


コスト
(費用・時間)
 ↑
 ├────────┬────────┐
高│B社         │A社         │
  │大手広告代理店 │大手広告代理店│
  │&印刷会社系  │系          │
  │ほか         │ほか         │
  ├────────┼────────┤
  │            │            │
  │        プロモーションズ        │
  │           │            │
低│            │            │
  ┼────────┴────────┴→ロット
  少             多  (商品出荷数・キャンペーン応募数)


▼御社がこうした棲み分けができるのはなぜでしょう?

やはり、まず第一にASPであるという点に尽きます。さらに、ユニットの組み合わせで構築できますから、各社各様のキャンペーン企画に柔軟に対応した、完全オーダーメイドに近いシステムが作れます。

たとえば、応募コースを複数用意したり、購入・利用頻度に応じたポイント制にしたり。抽選方法も、その場で当たりがわかる即時抽選と、期間終了後はがきと同様に応募者の中から当選者を抽選する後抽選が選べます。

しかも、こうした構築が短納期・低コストで実現できるのです。

▼御社ASPの特長は何でしょうか? 

両者それぞれが培ってきたノウハウがASPに注ぎ込まれています。

たとえば、一度認証IDを取得したら、商品・ブランドが異なってもパスポートのように横断的に利用できるシステムも可能です。毎回住所・氏名・アドレスなどを入力する必要がないので、ユーザーの応募障壁を下げるはず。何回でも楽しめるという、満足度のアップにもつながるでしょう。企業から見れば、ユーザーのロイヤリティアップのための継続的なプロモーションになります。

また、リアルタイムによるレポーティング機能も充実しています。キャンペーン中も毎日アクセス数や応募数、当選者数などをWeb上で確認できるのはウチだけではないでしょうか? 応募者の属性情報取得、アンケート情報の収集、応募期間中のメール等による販売促進、商品販売戦略へのフィードバックなども即時可能になります。

さらには、ウチの既存プロモーションサイトの51万人のユーザーを見込み顧客として活用できるので、即効性のある集客活動が可能。キャンペーン効果、コストパフォーマンスを向上させることができます。

もちろん従来のようなすべて単独によるキャンペーンも、短納期・低コストで実現可能です。

こうした両社のノウハウとASPとしての利点を生かして、ネット対応キャンペーン未経験の企業さまにもご利用いただけるよう、今まさに西に東に走り回っているところです。そうして、この市場の底辺をどんどん広げて行きたいと思っています。


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