SLM(Second Life Marketing)を検証する ~ 「Second Life」は、MATRIXのタマゴなのか(2)
[2007月02年08日]
(吉村 正春 / ドラゴンフィールド)
前回は、今注目を集めているSecond Lifeについて、現状とその特徴をかいつまんで開設した。ところが、想像を超える勢いで、Second Life対策が始まっているようである。前回のe-Report発行から現時点までに届いたニュースをおさらいしておこう。
2月2日:ペパボと GMO-VP が「Second Life」にファンド設立、ビジネスプランコンテストも開催
http://japan.internet.com/busnews/20070202/5.html
2月5日:スウェーデン政府が「セカンドライフ」にバーチャル大使館を開設
http://markezine.jp/a/article/aid/708.aspx
2月5日:Second Lifeでのプロモ効果を測定するサービスが日本で開始
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20342346,00.htm
2月8日:貸し会議室ビジネスがSecond Lifeに出店
http://japan.internet.com/busnews/20070208/1.html
2月8日:仮想都市ゲーム日本語版、電通などが研究組織
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070208AT1D0708707022007.html
1日に1つはSecond Life絡みのニュースが飛び込んでくるくらいの頻度になっている。しかも同じようなニュースではなく、方向性を模索していることがありありと伝わってくるほど多彩な顔ぶれ、となっている。
Second Lifeで実際に行われてきたキャンペーン活動
さて人知れず、しかし活発に活動されているSecond Lifeだが(この盛り上がり方は個人的にmixiの時を彷彿とさせる)、本国アメリカではどのようなプロモーションが行われてきたのだろうか?
米NISSAN・米TOYOTAは実際の車種をモデリングした車を用意して、Second Life内でのドライブ体験を提供できる。ユーザーは実際に乗り込んで、ドライブをすることができるのだが、目的が与えられていないSecond Lifeらしく、このドライブにも明確な目的は与えられていない。マイカーとして購入できるが。
米Adidasは、スニーカーのモデリングデータを販売している。キレイな店舗に入るとスニーカーが陳列されている。そのデータを買ってアバターに履かせることもできるし、ネットショップと連動して実際にそのスニーカーの実物を購入することもできる。ちなみにSecond Lifeのスニーカーを履くと、すごい跳躍力を手に入れることができる。遊び心に溢れている仕掛けといえる。
遊び心と言えば、ロイターも挙げておこう。いち早くSecond Life支局を出して、Second Life内のニュースを集めている。なお、Second Life内で行われているビジネスは下記のサイトが詳しい。
・Business Communicators of Second Life
http://freshtakes.typepad.com/sl_communicators/ (英語)
MagSL.NET
http://magsl.net/ (日本語)
Second Lifeが現実世界の縮図となってきた。
大金業のプロモーションだけがクローズアップされやすいが、実際に金銭のやり取りができるSecond Lifeでは大小さまざまなビジネスが模索されてきている。
下記の記事にあるような、SLO(Second Life Optimization)が登場してくるのも必然なのである。
http://publications.mediapost.com/index.cfm?fuseaction=Articles.showArticleHomePage&art_aid=50016
(MediaPost Publications:英語)
では実際にどのようなことが書かれているのだろうか、ポイントを抜粋してみると(※かなり意訳しています)
・
タイトルには重要なキーワードを含ませなくてはならない。「リーボック」だけではなく、「リーボック カスタム スニーカー」のようにである。
・
Webサイトにおけるの
この後、リンク最適化、広告、複数の検索エンジン、と話が続き、SEOの様相を呈する。(もちろんSEOを意識して書かれたコラムなので当たり前なのだが)コラムの訳も中途半端になってしまったが、やはり論点が大きくなりすぎてしまい、手の平からスルリと抜けていく感覚を味わった。軽く、Second Lifeにログインして適当にブラブラして、適当にドライブをしたくらいでは、その奥深さを実感することはできなさそうだ。会社を挙げてSecond Lifeに取り組む必要を感じたので、支局を出すくらいの意識で取り組むことを約束したい。
(※Second Life内でプロモーション活動をしている企業の方、取材に参りますのでご連絡ください。必要とあらば、Second Life内での取材もOKです。
contact@dragon.jp/ 週刊e-Report編集部)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://dragon.jp/mt/mt-tb.cgi/379

